新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2007年10月24日(水) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 福岡・小倉北体育館
- 観衆
- 1350
MATCH REPORT
「G1タッグリーグ」はいよいよ終盤戦に突入。7チームが勝ち点4で並ぶ大混戦から最初に抜け出したのは、飯塚高史&山本尚史の本隊コンビだ。
IWGPタッグ王者チームのジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコを相手に防戦一方となるも、混戦の中、山本が放ったミサイルキックをキッカケに 飯塚がトムコをスモールパッケージホールドでピンフォール。これで3勝3敗とした飯塚組は、最終戦を勝利で終えて他チームの結果待ちとしたいところだ。
一方、3敗目を喫したバーナード組は、自力Vの可能性が消滅。優勝決定戦へ進出するには飯塚組と同じく残り全勝が最低条件で、他チームの結果次第となる。
全チームの中で唯一1敗しかしていない真壁刀義&矢野通は、蝶野正洋&曙と激突。セコンドの石井智宏、本間朋晃も含めた4人で曙を総攻撃。そして、真壁のトップロープからのキングコングニードロップがヒットし、難攻不落の曙城が遂に陥落。
これで3勝1敗と星の上では単独トップとなった真壁組。G・B・H総動員で「G1タッグ」制覇の称号をかっさらう。
11月2日後楽園大会を見据え、棚橋&金本が加速する!
ここまで1勝3敗と、予想以上に苦戦を強いられている後藤洋央紀&ミラノコレクションA.T.。この日は優勝候補に挙げられながらも、今ひとつ勝ち点が 伸びない永田裕志&中西学と対戦。自力で勝る永田組に押される時間が続くも、ミラノのトリックプレイが徐々に野人を翻弄。最後は後藤必殺の昇天・改がもの の見事に炸裂して逆転勝利。初の第三世代超えを果たした後藤&ミラノが、タッグ戦線に新たな旋風を巻き起こすのか。
邪道&外道の奇襲攻撃で幕を 開けた今宵のメインイベント。4夜連続のメイン登場となった棚橋弘至&金本浩二は、2連勝と波に乗る邪道&外道のコンビネーションに手を焼くも、次第に本 領を発揮。最後は、棚橋のハイフライフローから金本がアンクルホールドを極める“黄金連携”で、邪道をギブアップさせた。
昨年の準優勝チームは試合後も見事なマイクリレーを披露して小倉大会を締めくくり、11月2日後楽園大会を1点に見据えて、さらに加速しはじめた。