新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2007年9月7日(金) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1850
MATCH REPORT
いよいよ開幕となった「NEW JAPAN GENERATION」。最大の注目ポイントは、大幅に様変わりした勢力分布図。レジェンド軍(仮称)、Black軍(仮称)、G・B・H、そして新日本本隊のそれぞれが再編成された中で、初の長期シリーズが開始される。
再編成によって実現したフレッシュな対戦が続々と登場。第4試合は棚橋弘至&金本浩二vs稔&ミラノコレクションA.T.という好カードとなった。 2006年の「G1 TAG LEAGUE」で準優勝の成績を残したドリームタッグと、「LAST OF C.T.U」(8月26日後楽園ホール)での一騎打ちを経てさらなる絆を深めたイタリアブラザーズの対決に、後楽園ホールも大熱狂。最後は棚橋が変型キャ プチュードで粘るミラノを仕留めて勝利を収めた。
メキシコ修行で逞しく成長し、いま最も期待される男・後藤洋央紀は、第5試合で飯塚高史とシン グル対戦。ベテラン飯塚のテクニックに苦戦する場面もあったものの、最後は“昇天・改”できっちりと勝利。試合後、先輩越えを果たした後藤は、「次は誰 だ?」と自信たっぷりにコメント。そして「“後藤旋風”を巻き起こす」と息巻いた。
メインイベントはレジェンド軍(仮称)の長州力、蝶野正洋、 越中詩郎、S・S・マシン、獣神サンダー・ライガーが揃い踏み。豪華メンバーのレジェンド軍が1人ずつ入場しただけで、場内が大歓声に包まれる。対する天 山広吉らG・B・Hは、新たに加入した邪道&外道も引き連れてレジェンド軍を潰しにかかる。だが、1つに結束したレジェンドたちは強かった。なんと、12 分足らずで2本を連取し、60分3本勝負に完全勝利。試合後、長州は「次は本隊だ。これを乗り越えられなかったら消えてもらう」と語り、次なるターゲット を新日本本隊に設定。はたして、レジェンド軍の快進撃はこのまま続くのだろうか?